【スタディサプリ ENGLISH Lv.2】愛と摩擦? 外国人にとって難しい日本語とは?

英語の豆知識

日本人にとってLとRの違いが分からないという事は有名ですね。

日本人には「LOVE」(愛)と「RUB」(摩擦する)は同じにきこえるのです。

だから「Please love me.(私を愛してください)」と言ってるつもりが「Please rub me.(私を擦ってください)」と言っている場合があるので気をつけましょう。

あとTHやVなんかも聞き取れなかったりします。

理由は簡単で、日本語にその発音が無いからです。「ヴ」なんて我々おじさん世代には読めなかったりするのです。

英語の発音できる音の数は日本語の何倍もあるらしいので、日本人には英語を話すのは難しいのです。

その割には、英語の人はなかなか日本語が上手にならないように感じるのは、日本語では特に重要でない「アクセント」というものが英語では多用するからですね。

なので、逆に日本人が外国人の日本語をモノマネするときは、それっぽい「アクセント」(抑揚)で話したりします。

しかし、これは英語の場合。

ラテン語圏(イタリア・スペイン・ポルトガル等)の言葉は「アクセント」はあるものの、日本語に近い部分があります。

それは、「言葉がしっかり母音で終わる(ことが多い)」という点です。

例えば英語で「CHIPS」というと、母音は真ん中の「イ」しかありませんので、あとの「プス」は息を吐きながら口だけを動かす事になります。これをしっかりカタカナ英語で「チップゥスゥ」と言っても彼らには通じません。

しかし、パスタの茹で方「アルデンテ」はイタリア語っぽい抑揚で(あとイタリア人になりきって)しっかりカタカナで言うと、通じたりします。それは「al dente」真ん中の「L」以外はしっかり母音が付いてあるからです。

「たった今、日本語には「L」が無いから発音できないって言ったじゃないか!」と読者の方は思っておられることでしょうが、そんなことは、ちょっと早口で言えばなんとかなるのです。(キッパリ)

日本人にとって大きな壁


そう言うわけで、日本人にとってはラテン言語のほうが英語よりも習得しやすいでは?とお感じになっているのでしょうが、一つ大きな「壁」があります。

それは、ラテン言語には「巻き舌」が必須なのです。

たまにお笑い芸人が電話のモノマネをするときにする「トゥルルルルル・・・」と言うあれです。

これができないとラテン語っぽくありません。それっぽくないということは上手ではないという事です。

これが、僕が妻の母国語を習得するのをあきらめた一つの理由だったりします。

それぞれの言語の特徴

日本で日本語だけを使って生活していると、理解しにくいかもしれませんが、それぞれの言語にはそれぞれの発音があります。

中国語でだれかが話していれば「あれは中国語だな」と察することは難しくはないでしょう。

最近では、我々も英語には慣れてはきているので、誰かが(ちゃんとした発音で)英語で話していると、内容は分からなくても「あれは英語だな」と分かる人も多いと思います。

フランス語、ドイツ語などはなかなか接点がないと分別できる人は少ないかもしれませんね。ちがう言語なのですから。

ヨーロッパの人にも実は英語の発音は難しかったりします。

先ほどの日本人にとっての「LOVE・ラブ」(愛)と「RUB・ラブ」(摩擦する)のように外国人にとって苦手な発音というものもあります。

例えば、僕の大学時代のスペイン人のガールフレンド。

彼女とはいつも英語で会話をしていたのですが、ジャパンがハパン、ジェームスがヘェームス、というように、「J」で始まる単語はことごとく間違えていました。

彼女が言うには「頭の中でつよく(J)を意識しないと(H)になってしまう」と言うのです。

これが私たち日本人には理解がむずかしい。

この様な症状(?)は日本語の場合でも起きるようで、同じラテン語圏のイタリアの人たちは、会話のなかで「蛇(ヘビ)」の事を「海老(エビ)」と言っていました。

僕が「ヘビとエビを間違えてるよ」と指摘すると彼らは「我々イタリア人は、意識していないと(H)が抜けてしまうのさ!」と言うのです。

これも私たち日本人に理解できない。(さっきJがHになるって言ったじゃないか?)

伸ばす音?


そしてヨーロッパ言語の外国人(ほぼ)全員が苦手な日本語の発音があります。

それが「-」です。

そうです「-」です。伸ばす記号「-」です。

「オーサカ」と「オサカ」は同じように聞こえるそうです。でも、だいたい日本語でも「-」なんて記号はカタカナの場合しかほぼ使わないですよね。

なので、ひらがなで「おおさか」と書くと、彼らは笑顔で「OK!オーサカ!」と読めるのですが、ローマ字で「OOSAKA」なんて書くと首を傾げて「ウッサカ?オッサカ?」となります。

ですので、地図や標識のローマ字では「大阪」は「Osaka」と表記してあるのです。

しかし、あきらめの悪い我々日本人はなんとか最初の「O]を伸ばしたいと感じますので、上に線を引いてみたり、「OH」にしてみたりするのですが、これがどうも彼らにとっては邪魔で読みづらいそうです。

あと外来語のカタカナ表記も彼らにとっては難解なようで、妻も日本語でメールなどを書くときは、よく「これって「-(横棒?)」いるかなあ?」なんて聞いてきたりします。

どうも我々日本人には、自然とカタカナ表記のルールみたいなものが身についているようで、説明するのがなかなかむずかしかったりすます。

国語学者の方には(外国人のために)そういったルールをまとめていただきたいものです。

追記:後で聞くと北欧のほうでは、伸ばす記号「-」のようなものが存在するそうでヨーロッパ言語といってもいろいろありそうです。

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