欧米のお薬というのは基本的に錠剤です。
外国人は日本に来て、病院でもらった『粉薬』に最初のうちは苦労をするようです。
水に混ぜたり、ゼリーに混ぜたりと、色々試してみて、やっと上手に飲めるようになるそうです。
ウチの妻なんかは痛み止めのお薬なんかを母国の母から送ってもらってたりもしていました。
(多分ほんとはダメなんだろうなあとは思うのですが・・・。)
そのお薬って、錠剤ではあったのですが、なんか水に溶かすタイプなんです(?)。
適量のお水に錠剤を入れ、ブクブクと泡立ったお水を飲み干すというタイプ。・・・あまり日本では見かけませんね。
味はというと・・・なんかベーキングパウダーを水に溶かしたようなお味。
でも、お薬なんて美味しいハズはありませんので、そんなくらいで十分なのでしょう(?)。
ヨーロッパ(イタリア)の医療制度と日本の国民保険
実は妻の母国は、医療は基本的に無料です。あと教育も。
なので、皆さんよく病院にいくのかと思うとそうでもなく、予約がいっぱいでなかなか診てくれないそうです。
歯医者さんなんかは半年かかるといいます。虫歯の時は困りますよね。
なので結局、私立(?)のお医者さんでお金を払って見てもらう人も多いのだそうな。
こうなると、便利なのか何なのか、よくわかりません。
それに比べて、日本の医療制度というのは本当に便利だと思うのですが、最近思うのは、日本のお医者さんというのはホントに激務ですね。
若い頃は「お医者さんってお金持ちで、人生勝ち組じゃん!」とか思ってましたけど、こんなによく子供を病院へ連れて行くと「医療関係の人はこんなに働いているのか・・・」と歓心したりするのです。
もしかしたらお薬のセールスマンのほうがよっぽど勝ち組なんじゃないかと・・・。
外国人も国民保険?
皆さまもご存じのように、我が日本国には国民保険というのがありますので、実際にお支払いするのは3割で済みますが、子供の場合は市町村によっては全額カバーしてくれたりします。これはすごく良い制度。
国民保険とはいいますが、日本に住んでいれば、実は外国人でも入れます。というか(多分)入らなければならないようです。
でも一般の保険会社の保険なんかより手厚くカバーしてくれますので、妻も日本に来た時にはスグに入るように勧められたそうです。
アメリカの医療制度はヒドイ・・・
アメリカなんかは、皆さんもよく聞いておられるように、医療費が高くまた保険も高額な上に、時々まちがえて2重請求をしてきたりとかもするそうです。コレはヒドイ。
アメリカでは中流家庭の人が大病を患って貧困家庭になってしまうということが頻繁に起きているそうです。
もちろん、そのぶん医療技術は最先端で世界のトップクラスなのだそうですが、値段が高すぎて受けられないのであれば意味がないですよね。
アメリカの民間療法
なのでアメリカの人達は極力、自分たちで病気を治そうとするので、民間療法というか「オマジナイ」みたいなものを皆さん知っていたりするのです。
お腹が痛いときにコーラを飲むというは有名(?)ですよね。
事実、コカコーラはもともと風薬だったし、ペプシは胃薬として最初つくられたといいます。
まあ、日本のお茶だって元々はお薬として中国から伝わってきた飲み物なわけですし、不思議なことではありませんが、どうも、カフェインという成分は昔からちょっとした『万能薬』的な役割があったのかもしれませんね。
(お茶にだってカフェインは含まれてますよ!)
カフェインが怖い!
僕がアメリカで学生をしていた頃、アメリカのコンビニにはちょっとしたお薬なんかも売っていて、僕はテスト勉強のために眠くならないよう、「カフェインの錠剤」というものを購入した覚えがあります。
僕はその錠剤を書いてある量の2倍飲み、さあ勉強がんばろうと椅子にすわったのですが、だんだんと鼓動が早くなり、興奮状態の結果、勉強どころでは無くなって町内を走り回っていたことがあります。
その経験により、カフェインってなかなか危ないものなのだなあと、いまでも思ったりするのです。
最近、日本でもカフェイン飲料の飲みすぎで亡くなられたという事件がありましたが、アメリカでは結構昔からそういった事件は多発してたりします。
やっぱり摂取量は注意しましょう・・・。
病気の時に食べたいモノ
幸い僕はアメリカに居た間、病院にお世話になった事はないのですが、風邪なんか引いたときはお湯に溶かしたお薬をのんだり、チキンヌードルスープを頂いたりした覚えがあります。
アメリカのチキンヌードルスープというのは、ほぼチキンのスープで、ポキポキ折った短い「きし麺」みたいなのが少々入っているようなモノです。ホストファミリーのおばさんがせっかく作ってくれたのですが、僕はあんまり美味しいとは思いませんでした。
僕が食べたのはこんなに美味しそうではなかったぞ!
外国で病気になんかなってしまうと、故郷の食べ物が恋しくなりますよね。
僕は焼き魚とお茶漬けなんかが恋しくなりました。インドの人は「あーカレーが食べたい」とか言うのかなあ・・・。病気のときに・・・?。
妻は病気になると、なぜかハンバーガーとかファーストフードが食べたくなるようです。
でも僕が雑炊なんかを作ってあげると「イタリアにもこんなのがあったヨ!」とか言って喜んだりします。
いまは調子が悪いときなんかは、僕が雑炊をつくってあげるようになりました。
だって風邪引いてチーズバーガーってねえ・・・。
アメリカでは病気になるな!?
そういうわけで、アメリカで病気になっても、普通の人はなかなか病院なんて行きません。
もしアナタが病気になっても、彼らはアナタを病院に連れていくことに躊躇することでしょう。
なんせ莫大な請求書が後から来たりしますからね・・・。
でも一番の心配は英語でしょう。できれば自分の症状を英語で言いたいですからね。
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ただ、本当は病気やケガにならないコトが一番でしょうけど・・・ね!
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