僕がアメリカで学生生活をしていたとき、差別を受けなかったかというと・・・、
やっぱり、あったと思います。
『思う』というのは、何かあやふやな感じですが、差別というのはセクハラと同じく、ボーダーラインが難しいときもありますからね。
そのときは、僕自身も相手も高校生でしたし、若い子たちは無邪気に相手の嫌がることを言うモノです。
大人になってからは、露骨に差別を受けたような覚えは無いのですが・・・、
ソレにはソレなりの、『理由』というのもあるのです。
日本人として外国で『差別』されないための4つの対処法!
1.一芸を身につける!
相手が若い子だったり、オタクっぽい人であれば、コレが一番効き目があるようです。
僕の場合はギターだったので、有名な曲のフレーズを弾いてみたり、誰かが歌っているトコロに混ざってみたり、アトは学校の催し物に参加もしたりしました。
どんな人から一言でも「お前スゲーなあ!」という言葉を引き出せれば、その人は『味方』になります。
『味方』が出来ればコッチのものです。
あとは一緒にピザを食べに行ったり、女の子を紹介してもらったり、絆を深めれば、
「オイ!ジャップ!」
とか言うようなヤツラは、彼らが対処してくれます。
ちなみに、紹介してくれた(白人の)女の子で「ワタシ、東洋人はチョッと・・・」という子もいましたが、コレはあまり「差別」とはとらえていません。
我々日本人でも「外人はチョッと・・・」っていう人もいますからね。
あまり、カリカリしないほうがいいですよ・・・。
ということで、一芸を磨きましょう!
ダンスでも、ゲームでも、スポーツでも、もちろん勉強だって、なんでも良いのです。
「お前スゲーなあ!」と言わせれられれば、リスペクトされるのです。
ただ、まあ・・・オタクな友達が増えますが・・・。
2.教会へ行こう!
日本人は宗教アレルギーの人が多いですが・・・、
アメリカの(キリスト教)教会は、楽しいですよ!
ダンスやスポーツのアクティビティなんかもやってます。
歴史を勉強されている方は、「キリスト教なんて差別主義者の巣窟じゃないか!」という人もいるでしょう。
もちろん、そういう一面もありますが、このグローバルの時代、世界展開しているような大きな宗派なんかは、そんなコトできません。
むしろ、『差別』の『さ』だけでも口にするだけで、彼らは「キャーごめんなさい!ゆるして~~!」と、謝り倒すのです。
教会へ行くような人は、正義が大好きなのです。大好物なのです。
そういう人は、(とりあえず表面上は)日本人だからといってイジワルしたりはしないのです。
しかし、この方法も、ある意味「オタク」な友達が増えてしまいますが、やはり味方は増えます。
味方さえできれば、コッチのものなのです。
僕自身も教会の人たちには、お世話になりました。皆さんいい人ばかりでしたヨ!
3.バカにされない程度の英語力
やっぱり、英語は出来ないよりも、出来るほうが良いでしょう。
しかし、コレは実は『ある程度』で大丈夫です。
あまり上手すぎると、「この人は英語が出来る」と思われてしまいますので、ちょっとした理解の食い違いが起きるかもしれません。
会話をする際、少し相手に気を使わすくらいが、ちょうど良いのです(?)。
しかし、その『ある程度』というのが、一体どれくらいなのか、具体的に知りたいですよね。
では先ず、TVCMでもおなじみのスタディサプリ・イングリッシュで、簡単に英語力をチェックしてみましょう。
無料会員登録後、「レベルチェック」ボタンをクリック。
このような画面になったら、次へを押しましょう。
そして見事「イムラン先生」に出会えれば、「レベル4」!!
このレベルなら、TOEIC500~600点、英検準2級程度だそうです。
そうです。このレベルが『ある程度』です。
このレベルがあれば、バカにされず英語の会話ができるでしょう。
まずは、このレベルを目指しましょう!!
もし「レベル4」に届かなくても、あきらめないで、スタディサプリで英語を勉強すれば大丈夫。
『ある程度』話せるようにはなっておきましょう。
4.逃げちゃえ!
差別と真正面から戦うのも、ひとつの手ではあるとは思うのですが・・・、
人生は短いのです。
マジメは人は「イヤイヤ、逃げちゃダメだ。この壁を乗り越えて・・・」という人もいるでしょう。
でも、どんな野生動物でも、身の危険を感じれば逃げるのですヨ。
自分の大切な時間を、差別主義者のために使うのは勿体無いのです。
なので、西海岸ならカリフォルニア、東ならニューヨークなど、差別主義者の住めないような人種のルツボに身を置きましょう。
そんな場所で「オイ!ジャップ!」なんて言えるヤツは、そうとう頭の悪いヤツです。
ボコボコにされます。
我慢などせずに、逃げてしまうのも、良い方法のひとつなのです。
差別の「芽」を取り除くコト
そして最後に、自分自身が『差別』をしないように気をつけましょう。
自分の国に誇りを持つことは良いですが、
「自分は日本人だ!中国や韓国とは違うぞ!」
・・・みたいに、ほかの国と比べ始めると、要注意です。
ほかの国は、それぞれの人の「おウチ」なのですから、それを悪く言うのはお門違いなのです。
特に、アメリカ在住の日本人に多いのが、
「こういうトコロが、アメリカ人ってダメなんだよなあ~。」
というセリフ。
コレも要注意ですね。
こういうコトを言い続けると、ホントにアメリカが嫌いになってきますヨ。
早いうちに、自分の心から差別の「芽」を取り除くコトを心がけましょう。
最後に
差別という問題は、昔からあるもので、すぐに解決できるような簡単な問題ではありません。
しかし、私たちがお互いを尊敬し合っていれば、きっと無くなっていくことでしょう。
このグローバル時代ですからね。未来は明るいのです!
Buさんでした!
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